この10月1日より、障害者自立支援法の施行による、新らしいサービス体系が始まります。あいケアサービスでは現在この自立支援法にもとずくサービスを受けるお客様は6人。市からは判り難いインフォメーションが間際になってバタバタとやってきますが、よくよく吟味するとこれはお客様にとっても、事業者にとってもかなりキツいお達し。あいケアサービスが行っているサービスは主に障害者に対する<移動介護>というカテゴリ。この一部が「ふれあいガイド」というカテゴリに分けられ、川崎市では利用時間と介護報酬大幅削減が行われる<因みに横浜市や東京都では相応の補填の仕組みが用意されている>。利用時間に関しては上限が約1/2、報酬に至っては半分以下。正直、交通費や固定費を引くとヘルパーさんに労働対価としての給与も払うことが出来ず、仕事をうければ受けるほど赤字が増える代物。しかもあと数日で10月というのに、障害者の皆さんには「受給者証」も配布されていないという有様。これじゃ、契約もできませ~ん!市の担当者に相談すると「おたくは高齢者の事業もやられているので、トータルとして事業を運営して欲しい<大意>」、つまり、高齢者事業での<利益>を吐き出せ、と言わんばかりの対応。しかも、もし現在介護に入っているお客様をお断りする場合は「応諾義務」があるので、他の事業者を探しなさい!とのこと。すればするほど赤字が増える仕事を受ける会社ありますか?