クマのひとりごと 長文です

昨日は雨で、でも営業に出たかったので川崎市中原区や幸区を自転車に雨具で走り回っていました。
その距離30kmはゆうに超えていたと思います。
昨日の14:19 僕は救急車を要請しました。
その少し前、川崎市にある鹿島田駅を少し超えたところの商店街の交差点で信号待ちをしていました。
そこの向かい側の道を走ってた自転車が後ろ側に、前輪があがる形でひっくり返ったのです。
中年の男性が自転車に合わせて後頭部からひっくり返りました。
そのままドンという音と一緒に。
そのまま男性は起き上がってきません。
雨に濡れた交差点の角にひっくり返ったままでした。
心配して信号を無視し周囲の車に合図をしながら近づきました。
「おじさん~ 大丈夫?」
大丈夫どころではありませんでした。
後頭部に亀裂のようなものがあってが入ってそこから鮮血が溢れだしてきます。髪の毛はすぐにベットリとなってしまいました。
すぐに声をかけました。
「おじさん名前はなんて言うんですか?」
「○○」←姓だけぼそっと言いました。
「歳は幾つですか?」
「55」
うん 意識はある。
でも出血は続いている。
そのまま救急車を要請しました。
119「火事ですか?救急ですか?」
僕「路上で出血している人がいます」
119「どこですか目安を言ってください」
僕「幸区下平間○○○です」
僕「パチンコ○○○○の交差点の角です」
(ちょうど目の前に番地表記がありました)
119「けが人はどんな感じですか」
僕「左の後頭部から出血しています 鮮血が波打っています」
(ああ!ああああ!出ています!早く来てください!)
119「落ち着いてください あなたのお名前は?」
僕「ほんまといいます」
(そんなこといいから早く来てください 血が溢れ出てるんです!)
119「落ち着いてください あなたの電話番号を教えて下さい」
僕「はい 070-・・・・」
119「一般電話ではないんですか?」
僕「そんなことどーでもいいでしょう!ピッチですよウイルコムです!
早く来てください!血が出てるんですよ!!」
119「電話番号を最後までお願いします」
僕「はい 070-657・・・・・・・です」
僕「もういいですか?早く来てください!!!」
119「では救急車を向かわせますから近くに来たら手を振って合図してくれますか?」
僕「はいわかりました!はやくきてくださーい!!」
こんな感じでした。
この間遠巻きに観てる人数名。
近寄ってくる人2~3人。
「今救急要請しましたからもう平気です」
(なんて落ち着いたふうに言っていましたが他にできることはありませんでした)
車は避けて通るし、でも救急救命講習でやったようにAEDを使うような場面でもない。
頭を打っているので濡れた路面だけど座ってもらっているしかないなと思ったからそうしてもらっていた・
そこにクロネコヤマトの自転車で配達していた人が傘をさしかけてくれた。
そうだぼくは傘を持っていなかったからそういう発想ができなかった。
僕「ありがとうございます」
クロネコ「いえいえ 救急車呼んでいましたね」
僕「はい 今さっき電話終わりました」
クロネコ「動かさないほうがいいですね」
僕「はい そうします」
一緒に傘をさしかけていると顔つきのはっきりした小柄な女性が自転車で通りがかりました。
女性「大丈夫ですか?」
僕「はい 数分前に救急車を呼びました」
女性「自転車をどけましょう」
(そう言って足元にあった倒れた自転車をどけて下さいました)
そうしているうちにやっと近くで救急車の音が聞こえました。
きっと5分くらいかかった思います。
でももっともっと長く感じました。
クロネコさんとも「長いね まだかかるのかな」
そう話しをしていました。
僕「救急車を誘導してきますのでいて下さいますか?」
クロネコ「はい」
ぼくは少し交差点の真ん中に行ってバナナ園の帽子をおおきく振りました。
救急車が近づいてきてなんと安心したことか ほっとしました。
(よかったぁ!やっと専門の人が来てくれた)
僕「通報者です」
救急隊「どんな感じですか?」
僕「ここの交差点のこのへんから自転車に乗ったまま・・・」
(説明しました)
救急隊「ありがとうございました この人はお知り合いですか?」
僕「いいえ でも名前は○○さん 年齢は55歳だと言っています」
救急隊「○○さん お年はいくつですか?」
「55」
救急隊「少し酒飲んでるの?」
「うん(うなずきました)」
救急隊「こちらであずかります ありがとうございました」
僕は自転車を整理してクロネコサンと女性にお礼を言ってそこの場を離れました。
この頃にはやじうまもいなくなっていました。
自転車でつぎの訪問先に向かう途中に僕特有の状態かな、ハイになってきました。
溢れ来る感情に行動がついてこれません。
涙が溢れてきます
それはこんなことだった思います
「ああ!良かった!あの人の家族はちょっとは安心できたろうな!よかった!」
「専門の人に問題なく渡すことができた よかったよかった!!」
「よくやった ぼくはへたっぴいだけどできるかぎり落ち着いて頑張ったぞ」
「ああやって頑張っていればクロネコサンや女性のように手伝ってくれる人は出てくるんだな」
「ああ ぼくは幸せだ 怪我もしていないししっかりした体で生きている」
「お父さんお母さんありがとう ちゃんと見ていてくれた?ぼくは一生懸命頑張ったよ」
「でも本当はすごく怖かった・・・どうなることかと思ったよ!」
「おかあさん~ 怖かったよ~」
こんな感情が次々沸き上がってくるのでした。
とにかく何とかなって良かった。
30分もすると随分落ち着きちょっと頑張った自分をしっかり褒めていました。
そして興奮状態から平静状態に、いつものぼくに戻っていました。