入社の決め手は?
高校時代、認知症を患った祖母が施設に入ったことがきっかけで、介護の仕事に興味を持つようになりました。当時は遠くに住んでいたため直接介助には関われませんでしたが、名前を忘れていく祖母の様子を見て、「自分にも何かできることがあったのでは」と感じ、介護を学ぶ道を選びました。専門学校の実習先が、バナナ園グループの横浜山手の事業所。「介護=身体的な支援」というイメージを持っていましたが、ここでは“人と人”として関わり合う温かな距離感に魅力を感じ、「この場所で働きたい」と強く思いました。

仕事のやりがいは?
入居者さまの笑顔を見られたとき、この仕事のやりがいを感じます。一人ひとり性格や好みが違うからこそ、日々の会話やちょっとした仕草からヒントを探し、その方に合った関わり方を考えるようにしています。印象に残っているのは、節分の日のこと。普段あまり笑わない方に、お面をかぶって近づいてみたら、大きな声で笑ってくださって、初めてみれた表情に、心が通じたような気がしました。笑顔は信頼や安心のサインだと思います。だからこそ、笑顔が見れるたびに「この仕事を続けたい」と思えます。

とある1日のスケジュール
- 08:50 出社
- 09:00 バイタルチェック
- 10:00 コーヒー提供
- 11:30 昼食準備
- 13:30 休憩
- 14:30 排泄介助
- 15:15 レクレーションや体操
- 17:00 退社
今後の目標は?
現在は、比較的お身体が元気な入居者さまのケアが中心ですが、今後は、より介護度が高い方への対応にも自信を持てるようになりたいと考えています。経験豊富な先輩方の姿を見ながら学び、少しずつできることを増やしていきたいです。ゆくゆくは、後輩にも「こんな時はこうするといいよ」と自分の経験を伝えられるような存在になれたらと思っています。どんな時も、入居者さまが穏やかに、そして安心して過ごせるように、寄り添う気持ちは忘れず、一歩ずつ成長していきたいです。
