入社の決め手は?
生まれ育った沖縄で進む高齢化を目の当たりにし、将来は地元に何か還元したいという想いで、大学では福祉を専攻しました。まずは福祉の先進地域である関東で経験を積もうと考え、施設を探す中で出会ったのがバナナ園グループです。沖縄で開かれた会社説明会で、理事長が直接声をかけてくださり「ここは、やりたいことを口に出せばチャンスが回ってくる場所だよ」と言ってくださった言葉が強く印象に残っています。実際に見学に訪れた際、入居者さまと職員が家族のように笑い合っている姿を見て、自然と「ここで働きたい」と感じ入社を決めました。

仕事のやりがいは?
入居者さまと“人と人として”信頼関係を築けたと感じた瞬間です。以前、「もうあなた来ないで!」と拒否されていた方がいましたが、無理に距離を詰めず、天気や季節の話など、日常の会話から少しずつ声をかけるようにしました。相手のペースを大切にしながら関わりを続けたある日、「あなたが来てくれると安心するの」と言っていただけて、介護職員としてではなく、ひとりの人間として受け入れてもらえたように感じて、胸が熱くなりました。介護はただ身体を支えるだけでなく、信頼を築き、その人の人生に寄り添う仕事。安心してくれたと感じた時、この仕事を選んでよかったと思います。

とある1日のスケジュール
- 8:45 出社
- 9:15 バイタルチェック
- 10:00 午前レク(体操・音楽鑑賞等)
- 11:30 食事介助 / 午睡誘導
- 12:30 休憩
- 15:30 排泄介助 / 入浴介助
- 16:50 夕食提供 / 申し送り
- 17:00 退社
今後の目標は?
まずはユニットリーダーとして、職員からも入居者さまからも信頼される存在になりたいです。現場で迷った時や困った時に、安心して相談してもらえるような“チームの支え”になれるよう心がけています。そして将来的には、地元・沖縄で、福祉に関わる仕事をつくっていきたいという夢があります。バナナ園グループには“独立コース”という制度があって、将来地域で福祉事業を立ち上げたい人に対して、経営的な支援やバックアップをしてくれる仕組みがあります。現場で経験を積みながら、そうした道も目指していけたらと考えています。
