介護職

栗山 玲

入社の決め手は?

ボランティアをきっかけに介護の道へ進み、病院で働いていましたが、子育てとの両立が難しくなり、訪問介護へ。1対1のケアに長く携わってきました。子育てが落ち着いた頃、もう一度チームで連携しながら働ける現場に身を置きたい、認知症ケアにもより専門的に関わりたいと感じました。バナナ園グループにはそんな時に出会いました。見学で訪れた際、入居者さまが歌や体操を楽しむ姿や、職員の方々が自然に声をかけ合っている様子がとても印象的で、「こんな場所で働いてみたい」と思いました。

仕事内容は?

管理者は、ご本人・ご家族・職員の“間”に立つ調整役。ご家族の声には丁寧に耳を傾けて受け止めつつ、職員の負担が大きくならないよう、全体のバランスを見ながら判断することを心がけています。ケアの方針も一人で決めず、職員全員で話し合って進めています。

仕事のやりがいは?

私にとってのやりがいは、入居者さんとの信頼関係を丁寧に築いていくこと。日によって気持ちや状態が変わる認知症の方と向き合うからこそ、入居者さんが今この瞬間に感じる「楽しい」や「嬉しい」といった気持ちを大切にしています。たとえ出来事や会話を忘れてしまっても、「この人なら安心できる」と思ってもらえた時の表情や一言には、大きな力があります。入居者さんだけでなく、職員同士の信頼関係が育まれていくのを管理者として身近で感じられることにも、大きなやりがいを感じています。

とある1日のスケジュール

  • 8:30 出社 / 連絡事項のチェック
  • 10:00 フロアサポート
  • 11:30 食事介助
  • 12:00 下膳 / 排泄ケア
  • 13:00 休憩
  • 15:00 入居者さまとお散歩
  • 16:30 事業所運営の事務作業
  • 17:00 退社

今後の目標は?

のんびリーす等々力では、限られた人数で日々のケアに向き合っていますが、だからこそ職員一人ひとりが成長しやすい環境でもあります。今後人員が安定してきたら、等々力を人材育成の拠点として、他事業所を支えられるような体制を整えていきたいと思っています。 実際にこれまで、ここで経験を積んだ職員が他の事業所で活躍している事例もあります。今後も「育てて、送り出す」流れをつくることで、バナナ園グループ全体のケアの質を高めたい。私がその一任になれたらと考えています。

バナナ園グループの魅力は?

若手からベテランまで、年齢も得意分野もさまざまな職員が働いていますが、「できないことを責めるより、できることを伸ばして補い合う」空気があり、助け合いの風土が根づいていると感じています。