入社の決め手は?
子どもが小学校に上がるタイミングで仕事を探していたとき、介護職の友人から「向いている」と勧められ、ヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)の資格を取得。別形態の介護施設も経験しましたが、業務に追われる中で「もっと一人ひとりに向き合う時間を大切にしたい」と思うようになりました。グループホームには、入居者さまの気持ちを尊重できる時間の流れがあり、「ここでなら自分の理想の介護ができるかもしれない」と感じました。「バナナ園グループは職員が本当にいい人ばかり」と知人に紹介を受け、入社を決めました。

仕事のやりがいは?
入居者さまの笑顔や「ありがとう」のひと言には、私自身とても励まされます。私が介護で大切にしているのは、その方の気持ちに“共感”すること。たとえば「ご飯を食べていない」とおっしゃる場面では、「さっき食べましたよ」とただ事実を告げるのではなく、「そうですか、じゃあ今から作りますね!」などといった寄り添う声掛けを心がけています。今その方が感じていることを一度受け止めることで、少しずつ安心して心を開いてくださるのだと思います。そんな関わりを重ねるなかで見せてくださる笑顔や感謝の言葉が、この仕事の一番のやりがいです。

とある1日のスケジュール
- 08:30 出社
- 10:30 排泄介助 / 入浴介助
- 12:00 食事介助 / 口腔ケア介助
- 13:00 排泄介助 / 臥床
- 13:30 休憩
- 15:00 レクレーション / おやつ準備
- 16:00 排泄介助
- 17:00 退社
今後の目標は?
入居者さまのちょっとした変化にも気づけるような、丁寧なケアを心がけられる存在を目指しています。そして、何かあった時にスタッフや入居者さまから「坂本さんに相談したい」と思っていただけるような存在になれたら嬉しいです。 これまでは「自分には無理かも」と思って避けてきた事務作業にも、少しずつチャレンジしていきたいと思うようになりました。今後は、入居促進にも貢献できるよう、できることから一歩ずつ取り組んでいきたいです。
