音楽療法士との取り組み

心と体に働きかける
やさしい音楽ケア

SP-Body×バナナ園グループ
  • 認知症の進行予防
  • リフレッシュ効果
  • コミュニケーションの促進
  • 呼吸機能の改善
  • 姿勢・運動機能への刺激

実施頻度

月1日 音楽療法士来訪 /
職員による日常的な音楽ケア

音楽療法とは?

  • 心身の健康をサポートする治療法

    音楽には、「脳神経への刺激」「記憶を呼び起こす力」「心と体を活性化させるリズムの力」があります。
    懐かしい歌を口ずさむことで、感情が動き、自然と会話が生まれたり、身体が動き出したり。音楽療法は、認知症予防や心の安定、身体機能の維持・改善にもつながるケアアプローチです。

  • 個別性と安心に配慮した音楽ケア

    音楽療法士が、入居者さま一人ひとりの年齢や生活背景、体調を丁寧にヒアリングし、その時に合った選曲やプログラムを計画。
    ときにはネガティブな記憶と結びつかないよう、音楽の選び方にも細心の注意を払っています。歌や演奏を楽しむ時間を通じて、安心感や笑顔が生まれるよう、「その人らしさ」に寄り添ったやさしいセッションを行っています。

RESULT 期待される効果

  • 01

    認知予防・記憶の活性化

    懐かしい音楽にふれることで、過去の記憶や感情が呼び覚まされ、脳の活性化につながります。「好きだった歌を口ずさむ」「昔の出来事を思い出す」といった自然な反応が、認知症予防や進行の緩和にも効果が期待されています。

  • 02

    身体機能の活性化(呼吸・姿勢・関節)

    歌や発声は、呼吸機能や嚥下、口まわりの筋肉を刺激します。また、楽器を使ったリズム運動では自然と正しい姿勢や関節の動きが促され、無理なく全身を動かすきっかけにもなります。

  • 03

    心のリフレッシュ

    音楽には、気分を和らげたり、前向きな気持ちを引き出したりする力があります。セッション中に見られる笑顔や自然な会話は、入居者さまの感情表現を広げ、穏やかな日常にもつながっていきます。

PARTNER 音楽療法のパートナー

音楽療法士 高橋 佐智代

作詞作曲やシンセサイザーのオペレーターなど、音楽の現場で幅広く活躍。その後、音楽療法士として医療・福祉の現場に携わり、認知症ケアや高齢者支援に取り組んでいます。

その他のチームケア

  • バナトレ

    パーソナルトレーニングジム「SP-Body」と共同開発したトレーニングプログラムです。1人ひとりのコンディションに合わせたトレーニングで、身体機能向上を目指します。

  • 音楽療法

    歌や楽器演奏など音楽を楽しみながら、記憶と身体機能の改善にアプローチします。

  • 狂言教室

    「笑いの芸術」と呼ばれている狂言の稽古を通して、姿勢を正して大きな声で謡い、笑うことで心と身体を刺激します。

  • 水耕栽培

    室内で育てられる葉レタスの水耕栽培。植物が育っていく喜びと、室内にいながら自然と触れ合う機会を創出しています。

  • 口福の会

    フードコーディネーターによる、旬の食材を使った非日常的なフルコース料理を召し上がっていただき、幸せを感じていただく取り組みです。

COLUMN コラム

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