BANANA NEWS 2026.10 vol.231 地域との新しいつながり
金木犀の香りが漂い、夜長の頃となりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。BANANA NEWS vol.231です!今号では、地域のつながりから生まれた「新たな出会い」の特集です。
出会いが応援に変わる
法政大学アメリカンフットボール部 ORANGE × バナナ園グループ
2026年8月、法政大学アメリカンフットボール部の学生をのんびりーす等々力に迎え、2回にわたる交流プログラムを実施しました。入居者様とお話をし、ともに身体を動かす。普段は接する機会の少ない世代同士が顔を合わせ、互いを知っていく2日間となりました。この取り組みは、どのように始まり、そこでどんな変化が生まれたのか。その様子をご紹介します。
地域との接点を探していた両者がつながる
きっかけは、中原区ソーシャルデザインセンター(SDC)を通じた出会いでした。法政大学アメリカンフットボール部は、清掃活動など学外にも活動を広げており、「チームとして活動できていることは当たり前ではない」という考えから、まず自分たちから周囲にGiveしていくことを大切にしているといいます。バナナ園グループも、施設内だけでケアを完結させず、外部の方を迎えたり、地域へ出向いたりする機会をつくってきました。そうした両者が接点を持ち、最初の取り組みとして実施したのが、今回の交流プログラムです。学生の皆さんに、入居者様と会話を交わしながら普段の暮らしに触れていただく時間を設け、その後はいつものバナトレにも参加していただきました。
一緒に過ごすことで、顔の見える関係が生まれる
学生の皆さんの多くにとって、グループホームを訪れるのは初めての経験でした。両日参加した学生は、「最初は緊張してあまり話せなかったけれど、今回はたくさん話せた」「もっと話したいし、皆さんの話ももっと聞きたい」と話してくれました。また、「ニュースなどで福祉について見ることはあっても、現場で直接会う機会はあまりない」「またぜひすぐ来たい」と振り返る学生もいました。入居者様も会話を楽しまれ、職員から「顔が緩みっぱなしだね」と声が上がる場面も。それまで接点のなかった相手が、少しずつ「また会いたい」「その後が気になる」存在になっていく。そんな変化も、今回の交流の意味の一つだったように思います。
それぞれの立場から、応援し合える関係へ
ここで暮らす入居者様だけでなく、働く職員の多くもこのまちで日々を過ごしています。学生の皆さんと出会い、その活動を知ることで、今度は私たちが試合や活躍を応援する側になります。学生の皆さんにとっては、福祉を「情報」としてではなく、目の前の一人ひとりを通して知り、自分の関わりが誰かの喜びにつながることを実感する機会となりました。入居者様にとっても、顔を知り、その活躍を気にかけられる相手が増えることは、日々の楽しみにつながります。一度きりで終わらせず、その後も互いを思い出せる関係を育てていくことも、バナナ園グループが考える「キャリア&ケアデザイン」の一つです。今回の交流をきっかけとして、これからも世代や立場を越えた出会いが、特別な出来事ではなく日常の一部になるような場をつくっていきます。
若い世代が介護の現場に入る、もう一つのかたち
今夏、玉川大学芸術学部の学生2 名が約1 か月のインターンシップに参加しました。法人や介護について学びながら、事業所での活動やイベントづくり、ポスター・動画制作などを経験しました。表面でご紹介した法政大学アメリカンフットボール部との交流では、撮影やインタビューも担当。目の前で起きていることを自分たちの視点で捉え、どう伝えるかを考える機会となりました。法政大学の学生が入居者様と直接関わる一方、玉川大学の学生は、その出来事を見つめ、形にして伝える。同じ若い世代でも、関わり方はさまざまです。自分の学びや得意なことを社会で生かす経験も、バナナ園グループの「キャリア&ケアデザイン」の一つです。
法政大学ORANGE、認知症サポーターに
今回の交流とは別に、法政大学アメリカンフットボール部では、6月に4年生の選手・スタッフが認知症サポーター養成講座を受講しました。地域包括支援センターとの接点をきっかけに、「自分たちも地域を守れる存在になりたい」という思いから、今後も毎年4年生が学ぶ機会を設けていく予定とのことです。
「かわさき健幸福寿プロジェクト第10 期」受賞結果
要介護度の改善や日常生活動作(ADL)の維持に取り組む介護施設を評価し、高齢者の生活の質を向上させることを目的とした川崎市の支援プログラム「かわさき健幸福寿プロジェクト」。今回、第10期の結果が発表され、バナナ園グループでは6事業所が金賞となりました。各事業所での詳しい取り組みや成果については、今後Web 等でご紹介していきます。
【金賞】
川崎大師 バナナ園、バナナ園 武蔵小杉、バナナ園 生田の杜
バナナ園 生田の泉、バナナ園 生田ヒルズ、のんびりーす等々力
【銀賞】
のんびりーす
【銅賞】
第2バナナ園
バナナ園 横浜山手は所在地が横浜市の為、対象外となります。
「令和8年度川崎市社会福祉協議会福祉基金助成」事業
運動と歌で認知症予防 SHOW
からだ とこころ の 元気を育てるスペシャルステージ
日 時 :2026 年11 月20 日(金)14:00 〜 16:00(開場13:30)
会 場 :川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)
参加費 :無料
第一部/14:00〜 医師に学ぶ 元気のヒント
第二部/15:00〜 からだとこころを動かす 体験ステージ
[登壇・出演者]
医学博士/ 南和友先生、音楽療法士/ 髙橋佐智代さん、パーソナルトレーナー/ 太田藍さん、アーティスト/ 奈月れいさん、三崎一平さん
↓イベントサイトから是非、参加お申込みください!!
https://teket.jp/10991/78321