2026年度学生協働インターンシップ実施情報
アートによる多世代地域参画デザイン実践 文化芸術×福祉の「共創型」イベントプロデュース
バナナ園グループでは、玉川大学芸術学部と連携し、2026年度学生協働インターンシップを実施します。
本インターンシップでは、学生をあらかじめ決められた業務の補助者としてではなく、地域にひらかれたイベントをともに形にする「共創メンバー」として受け入れます。
以下に、実施内容および受け入れ条件等を公開します。
①プログラムの趣旨・目的
本プログラムは、芸術を通じて地域社会の課題との接点をひらき、多世代が関わる共創の場を学生とともに企画・実践する、産学・地域連携型のインターンシップです。
バナナ園グループが川崎・横浜エリアを中心に行ってきた認知症ケア、多世代交流、文化芸術を活用した地域実践を基盤として、文化、教育、福祉、地域活動を横断する新たな社会実践モデルの構築を目指します。
2026年度は、バナナ園グループが15年以上継続してきた狂言教室を地域にひらくイベント「狂言で笑おう!― “生きる”を楽しむ ―」を主な実践の場とします。
学生は、企画、制作、広報、記録、運営等の過程に参加しながら、自身の専門性や関心を社会の中で生かす経験を得るとともに、芸術が人や地域をどのようにつなぎ、社会課題にどのように関わることができるかを実践的に学びます。
本プログラムの主な目的は、次のとおりです。
- 芸術や表現が地域社会の中で果たす役割を、実践を通じて学ぶこと
- 多世代が関わる地域参画の場を、学生とともに企画・設計・運営すること
- 学生の専門性や得意分野を、社会課題や地域実践と接続すること
- 異なる世代、分野、立場の人と協働してプロジェクトを進める経験を得ること
- 芸術を通じた地域共創の実践モデルを構築すること
成果物の完成度だけでなく、企画の意図を理解し、関係者と調整しながら活動を進めるプロセスも学習の対象とします。
②実施時期・期間、場所、募集人数、選抜方法、報酬等
実施時期
2026年8月上旬から9月21日までを予定しています。
2026年9月21日に川崎市平和館で開催するイベントへの参加を、本インターンシップで学生が集まる最終日とします。
実施期間・時間
計80時間程度を予定しています。
原則として9時から17時までを基本とし、活動内容、会場、大学の規定等に応じて調整します。
対面での活動を基本としますが、制作、打ち合わせ、記録整理等については、必要に応じてオンラインまたは個別作業を組み合わせる場合があります。
主な実施場所
- バナナ園グループ本部
神奈川県川崎市中原区新丸子町734-2
カメリアパレス新丸子7階 - バナナ園グループが運営する認知症グループホーム等
- 川崎市平和館
- その他、イベント準備や地域連携に必要な関係施設
受け入れ人数
2026年度は、玉川大学芸術学部の学生2名を受け入れます。
選抜方法
玉川大学芸術学部による学内募集・選考を経て、提出されたエントリーシート等を当グループが確認し、受け入れを決定しました。
本プログラムでは、特定の制作技術のみを選抜基準とするのではなく、社会課題や地域活動への関心、協働して取り組む姿勢、自身の専門性や関心を実践の中で試そうとする意欲等を重視しています。
報酬
本インターンシップは無給です。
③就業体験の内容
受け入れ職場について
バナナ園グループは、株式会社アイ・ディ・エスおよび社会福祉法人ばなな会により、川崎市・横浜市を中心に認知症グループホーム等を運営しています。
入居者さまの日々の生活を支える介護・ケアに加え、認知症予防、運動療法、音楽療法、文化芸術、地域交流、学生との協働、イベント企画、広報活動等にも取り組んでいます。
本インターンシップの主な受け入れ部署は、バナナ園グループ事業推進部です。
事業推進部では、入居促進、採用広報、Web・SNS等での情報発信、地域連携、学生受け入れ、イベント企画・運営、新規事業の推進等、介護現場と地域社会をつなぐ業務を行っています。
主な就業体験
学生には、共通して取り組む活動と、それぞれの専門性や関心に応じた活動の両方に参加してもらいます。
共通して取り組む内容
- バナナ園グループおよび事業推進部の業務理解
- インターンシップの目的、地域背景、関係者、運用ルールの理解
- 認知症ケア、グループホーム、地域福祉に関する基礎理解
- 介護事業所や関連活動の見学・リサーチ
- 狂言教室および地域イベントの企画整理
- 関係者との打ち合わせ、意見交換
- イベントの準備・当日運営
- 活動記録の整理
- 成果共有および振り返り
専門性や関心に応じた活動例
デザイン
- 広報物や案内物の制作
- 会場内の掲示、展示、導線の提案
- イベントの見せ方や情報整理
写真・映像
- 広報・記録用の写真撮影
- 紹介動画、短尺動画等の制作補助
- 撮影素材の選定・整理
文章・情報発信
- Webサイト、note、SNS等の記事作成補助
- インタビューや活動記録の整理
- イベントの魅力を伝える文章の検討
企画・運営
- イベント内容や参加方法の検討
- 学生、地域住民、高齢者等が参加しやすい場づくりの提案
- 当日の受付、案内、進行、参加者対応等の補助
学生の提案は、企画目的、安全性、実現可能性等を確認したうえで、実際の広報物やイベント運営に反映します。
なお、介護事業所を訪問する場合がありますが、専門的な資格や技術を必要とする直接的な介助業務を、学生の主な就業体験とするものではありません。
④就業体験を行う際に必要な能力・姿勢
参加時点で、介護、福祉、狂言、イベント運営等に関する専門知識を有していることは必須ではありません。
一方で、実際の地域や福祉の現場に関わるため、次のような能力・姿勢を求めます。
- 芸術、地域活動、福祉、社会課題等について知ろうとする姿勢
- 自分の考えや提案を、相手に分かるように伝える力
- 異なる年代、専門性、立場の人と協働する姿勢
- 指示を待つだけでなく、自分にできることを考える主体性
- 報告・連絡・相談を適切に行う力
- 約束した時間や期限を守るための基本的な時間管理
- 他者の意見を聞き、必要に応じて自分の案を修正する柔軟性
- 入居者さま、参加者、関係者の尊厳やプライバシーを守る姿勢
- 守秘義務、撮影、個人情報、SNS発信等のルールを守ること
デザイン、映像、写真、文章等のデジタル制作を行う場合は、基本的なパソコン操作能力が必要です。原則として、学生自身のノートパソコンを持参してもらいます。
⑤インターンシップにおけるフィードバック
本インターンシップでは、制作物やイベントの結果だけでなく、活動全体のプロセスを対象としてフィードバックを行います。
主な評価・フィードバックの観点は、次のとおりです。
- 企画の目的や背景を理解して活動できているか
- 自身の専門性や関心を、企画にどのように生かしたか
- 提案や成果物の内容
- 報告・連絡・相談
- 時間管理および期限への対応
- 現場や関係者への接し方
- 他者との協働姿勢
- 指摘や助言を受けて改善する姿勢
- 活動を通じて得た学びや気づき
- 振り返りの内容
活動期間中は、事業推進部の担当者が適宜進捗を確認し、口頭または制作物へのコメント等によりフィードバックを行います。
また、中間段階で企画や制作物の方向性を確認し、必要に応じて修正や役割調整を行います。
成果共有、学生自身による振り返り、受け入れ担当者からの総括的なフィードバックは、原則として9月21日のイベント本番前までに実施します。
9月21日は、それまでに準備してきた内容を実際の地域イベントで実践し、インターンシップの最終参加日として位置づけます。
あわせて、大学所定の評価書、実習日報、提出物等がある場合は、玉川大学の様式および協定に基づいて対応します。
⑥インターンシップを通じて取得した学生情報の取扱い
本インターンシップを通じて取得した学生の氏名、連絡先、所属、活動記録、評価、提出物等の情報は、インターンシップの運営、学生指導、大学との連絡・報告等に必要な範囲で取り扱います。
当グループの採用活動に学生情報を活用する場合は、当グループの採用活動開始以降に限り、本人の意思および大学との協定、個人情報保護に関する規定等に基づいて取り扱います。
インターンシップへの参加は、当グループへの採用応募を義務づけるものではありません。
本インターンシップを通じて取得した学生情報は、インターンシップの運営、学生指導および大学との連絡・報告の目的で使用し、当グループの採用活動には使用しません。
⑦ 2026年度のインターンシップ実施計画
実施件数
1プログラム
実施時期
2026年8月上旬から9月21日まで
実施時間
学生1名あたり計80時間程度
受け入れ規模
玉川大学芸術学部学生2名
実施形態
- バナナ園グループ本部での企画・制作・打ち合わせ
- 介護事業所および関連活動の見学・リサーチ
- 川崎市平和館で開催する地域イベントの準備・運営
- 必要に応じたオンライン打ち合わせまたは個別制作
主な進行
導入・オリエンテーション
企画趣旨、バナナ園グループ、地域背景、役割、守秘義務等の共有
リサーチ・準備
介護・福祉・地域活動への理解、現場見学、企画整理、素材収集
企画・制作・実践
広報、デザイン、写真・映像、文章、会場づくり、イベント運営等
成果共有・振り返り
成果物または提案の共有、学生自身による振り返り、担当者からのフィードバック
最終参加日
2026年9月21日
川崎市平和館で開催する「狂言で笑おう!― “生きる”を楽しむ ―」への参加
次年度以降の実施については、2026年度の活動内容と振り返りを踏まえて検討します。
⑧過去2~3年程度の実施実績
大学生を対象とした、本プログラムと同様の正式な学生協働インターンシップは、2026年度が初めての実施となります。
一方で、バナナ園グループでは、地域の大学生・高校生・中学校と連携した職場体験を継続的に受け入れています。
受け入れを通じて、学生が介護や認知症に対して持っていた印象の変化や、入居者さまとの交流を通じた気づきが確認されています。
これまでの職場体験受け入れで得た、若い世代への説明方法、現場での安全管理、活動の振り返り等の経験を、2026年度の大学生インターンシップにも生かします。
実施・指導体制
実施主体
株式会社アイ・ディ・エス
社会福祉法人ばなな会
バナナ園グループ
受け入れ・指導担当
バナナ園グループ事業推進部
大学との連携
玉川大学所定の協定書、実施概要および大学の規定に基づいて実施します。