当社で発行する「BANANA NEWS」に長門裕之さんにご登場いただいたのは2009年の1月号と2月号。当時長門さんは奥様である南田洋子さんの介護の真っ最中でした。役者としてのお仕事をこなしながら献身的に奥様の介護をされる姿はテレビで大きな反響を呼びました。そんな忙しい中、私達のような小さな新聞「BANANA NEWS」のインタビューに応じていただけるとはまさに晴天のへきれきでした。インタビューに伺ったのは2008年の12月のある日、世田谷区の自宅でお話を伺いました。インタビューの内容は当時の「BANANA NEWS」をご覧ください。当時を思い出し最も印象に残っているのは、介護人であることとともに、やはり役者としてのプライドと仕事に対する情熱「私たちは『オシドリ夫婦』と呼ばれていましたが、互いに俳優・女優として切磋琢磨してきた関係でもあります。」という言葉。そして当時私達が世田谷区某所に認知症グループホームの建築を計画していたが、住民の反対で撤退を余儀なくされており、「私が説得に行く!」と仰ってくださったこと。本当に勇気を下さいました。天国ではまた南田洋子さんと幸せにお暮らしになってくださいませ。
合掌
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当社理事長の矢野と。