「明るく、楽しく、自由に」
おひとり、おひとりに向き合い、寄り添うケアをご提供します

バナナ園グループでは、1ユニット9名までという少人数の入居者様に対し、一人ひとりに寄り添った介護を提供しています。ケアマネジャー、介護福祉士をはじめ職員が一丸となったチームケアを実践し、より良いケアの為に日々努めています。認知症の進行を穏やかにする目的で日常生活でのケアに加え、会話や表情、スキンシップによるきめ細やかなコミュニケーションで、常に入居者様のお気持ちを察し、小さな変化も見逃しません。その他、レクリエーションや体操、リハビリ等により機能訓練も行います。

一人ひとりの自立支援を促すケアはもちろんですが、医療分野との連携による認知症緩和の取り組みなど専門的な知識で認知症状の進行を穏やかにし、高齢者の失われかけた能力を引き出す対応を日々実践しています。

認知症ケア

自立支援ケア

居室・設備

お食事

アニマルセラピー

医療連携

デジタルの活用


認知症ケア

入居者様お一人おひとりにあったケア

バナナ園グループでは、入居者様お一人おひとりの個性や習慣、状態を考慮するだけでなく、その時々の心身の状態に即応できるよう、触れ合いを大切にしたケアに取り組んでいます。その情報は、日々職員同士で共有されるほか、ケアプランへの反映や医療連携、ご家族へのご説明に活かし、必要なケアをチームバナナ園でお届けします。

普段の日常生活を送ることでのケア

グループホームでは入居者様ご自身のことをはじめ、共同スペースのお掃除や洗濯など、「出来ること」はなるべく手分けしていただき、住み慣れた空間での日常の生活動作も能力向上のケアとやりがいにつなげていきます。一方、入居者様によって食事や入浴、排泄の介助のみならず、洗濯や掃除などの補助を必要とする場合は、職員が補助を行います。認知症を患っていても自分の生活を安心して送ることができます。

自立支援ケア

自立支援ケアによる症状の緩和・改善、生活の質(QOL)の向上

体操は、脳でいろいろなことを処理しながら、体を動かすことで血液に酸素を送り込みます。体中の血液の循環が高まることで、全身の細胞が活性化されるなど、体操にはメリットがたくさんあります。さらに、誤嚥を防ぐために口・舌の運動として、毎日、パタカラ体操を行います。パタカラ体操を行うと、食べこぼしが減る、食べ物を押しつぶしたり丸めたりしやすくなる、食べ物が気道に入るのを防ぐといった効果が期待できます。

ゲームや歌など、レクリエーションを楽しみながら

お茶の時間、自由時間には普段の生活と同じようにゲームやパズル、懐かしの歌を歌ったりのレクリエーションをお楽しみいただいています。実はこれも自立支援の取り組みのひとつ。パズルは色の判別や記憶、空間把握といったさまざまな知的能力が必要です。また、手先を使う、細かな作業をするといった身体的な動きもあり、手指を通して脳を刺激することができます。
また、カラオケで大きな声を出して歌うことには、「その歌を聴いていた頃の古い記憶」や「当時の心境」を思い出すため、脳が活性化すると考えられています。他の人の歌を口ずさんだりすると、脳の記憶機能が刺激されるほか、ストレスが軽減すると考えられています。

居室・設備

自分の家に住まうような家庭的で過ごしやすい生活空間

認知症高齢者グループホームの場合、1 つのユニットで生活する入居者様の人数は、5人から9人とされています。家庭的な雰囲気の中、リビングでは共同の生活を送りつつ、個室ではご自身の時間を過ごします。居室は使い慣れた家具やものを持ち込み、心のゆとりや自発性、自立度の向上にもつながる自由なプライベートタイムをお楽しみいただけます。憩いの場となるダイニングは、他の入居者様や職員と趣味に興じたり、おしゃべりを楽しんだり、自由気ままに時間をのびやかにお過ごしいただける、明るく開放的な空間です。我が家のような生活ができ、個人を尊重した時間を過ごすことができるのがグループホームなのです。

居心地と安心の暮らしを重視した環境管理

バナナ園グループでは、「温度」や「湿度」、「照度」や「空気」を重要視した環境作りを行っています。年齢を重ねると、体温調節機能や温度変化への適応能力が衰えるため、熱中症や気温差によるヒートショックを起こしやすくなります。また、湿度も体への影響が大きく、特に呼吸器の疾患がある方は、乾燥によって鼻や喉の粘膜を痛めたり、痰が出せないことで呼吸困難や肺炎などを引き起こしたりする可能性があります。さらに、光は物を見やすくするだけでなく健康面や安全面でも重要な役割を果たしていますので、高齢者が生活しやすいような照度に設定しています。
コロナウイルス感染症拡大に伴い、「空気清浄」にも一層力を入れています。介護施設には免疫力が低下している患者様や高齢者の方が多いので、施設内の空気を衛生的に保つことは大切なポイント。集塵・脱臭・除菌性能を実現して空気環境を整え、入居者様や職員の安全手快適な空間づくりに努めています。

お食事

美味しく健康的で楽しみのある食事をお届け

プロの料理研究家の監修のもとつくられている栄養バランスが考えられたおいしく健康的なお食事を毎日ご提供します。献立に季節や旬の彩りをそえて、高齢者の方に毎日の食を通じて慶びや楽しみを感じていただけることをはじめ、お米やお茶は産地直送です。もちろん、徹底した品質管理のもと、ご高齢の方のための食べやすさ、指定添加物不使用により、ご高齢者の方の食事だからこその安心と安全なお食事ですが、我が家にいるような食の楽しみが生活を彩ります。

アニマルセラピー

動物との触れ合いで健康に

動物との触れ合いで安らぎや温もりを感じたり、愛情表現豊かな動物からは一緒に遊ぶことで充足感が得られます。ADL(日常生活動作)の維持・向上が見込めるだけでなく、意欲や活動力が高まれば、認知症の低減にもつながるといわれています。かわいい動物に触れると自然に表情が豊かになったり、会話が増えたり、動物の話題で会話が弾んだり。グループホームの中で動物を介してコミュニケーションが広がり、人間関係も良好にする一助となります。

医療連携

介護と医療の連携を深め、24時間365日の安心・安全を

バナナ園グループでは、日常的に健康管理には留意しつつ、地域の医療機関と連携し、毎月訪問医が往診。日々のご様子をきめ細やかに伝えるなどして情報を共有し、入居者様の健康を守ります。急な変化や重度化に伴う医療ニーズに応えるため、協力医療機関とともに、即応出来る連携体制を24時間365日で確保しています。各職種によるチームケアを行うことを基本に、重度化しても「その人らしい」生活を送ることができるように、生活支援ニー ズの変化に応じてケア計画を作成し、一人ひとりの心身の状態に応じた生活支援の目標をご本人・ご家族とともに目指します。また、ご本人およびご家族から当事業所での看取り介護をご希望された場合は、その受入の可否を含めて検討し、医療協働体制を整えて対応します。

少人数の入居者様へチームケアで変化を見逃さない

グループホームは、1 ユニット5〜9名の少人数制のため、入居者様一人ひとりに寄り添ったケアを提供できます。職員が入居者様を身近で見守るだけでなく、チームケアにより多くの目や感性でわずかな変化を見逃さず、いち早く対策が必要な場合は迅速かつ適切に対応して、安全で健やかな生活を支えます。

デジタル活用

介護記録はタブレット端末。スムーズな共有で時間を創出

入居者様の日々の状況をタブレット端末に記録し、データで見える化することで、健康状態や変化を迅速かつ的確に捉え共有が可能となり、介護の質的向上を図ります。また、介護データを根拠した介護サービスの提供を促進していきます。


LINE で情報共有を確実にスピーディーに

※バナナ園グループではビジネス向けLINE「LINE WORKS」を使用

大地震をはじめとする自然災害や、コロナウィルス感染状況下などの緊急事態の場面において、ご家族にとって大切な入居者様の状況を確実かつスピーディーにご連絡できるよう、LINE を活用したコミュニケーションを整備しています。見学に関するご連絡や病院からの緊急連絡、介護サービスの利用状況など、電話やメール、FAX では実現できない迅速かつ柔軟なコミュニケーションをより強固に整備しています。