「明るく 楽しく 自由に」
お一人おひとりに向き合い、寄り添うケアをご提供します
バナナ園グループでは、1ユニット9名という少人数の入居者様に対し、お一人おひとりに寄り添ったケアを提供しています。介護のプロである職員が一丸となったチームケアを実践し、より良いケアの為に日々努めています。
認知症の進行を穏やかにする目的も含め、日常生活での何気ないふれあいに加え、笑顔で会話をする等スキンシップをとり、きめ細やかなコミュニケーションを行うことで常に入居者様のお気持ちを察し、小さな変化も見逃しません。
その他、レクリエーションや体操、リハビリ等による機能訓練もお手伝いします。
自立支援を促すケアはもちろんですが、医療分野との連携による認知症緩和の取り組みなど専門的な知識で認知症状の進行を穏やかにし、認知症の方の失われかけた能力を引き出す対応を日々実践しています。
加えて、バナナ園グループでは入居者様の夢をかなえたいという思いから、「夢プラン」を制作し、その実行を心がけています。「おいしいものが食べたい」「ずっと元気な体でいたい」等、ぜひバナナ園グループのケアをご体験ください。
かわさき健幸福寿プロジェクト
バナナ園グループは、川崎市主催の「かわさき健幸福寿プロジェクト」に第一回目から参加しています。
このプロジェクトは「チームケア」による介護サービスの成果を評価するもので、「したい、やりたいをあきらめない!」をモットーにしており、一定の成果を上げた事業所(チーム)には成果に応じて市長表彰、認証シール等が贈呈されます。入居者さまの「要介護度」「ADL(日常生活動作)」の改善、事業所全体のモチベーション向上を目的とし、自立支援とは何か、高齢者が健康で充実した生活を送るためにはどうするべきかを考え、川崎市全体の介護サービスの質向上を目指しています。
「健幸」とは、いつまでも「健やかに」、そして「幸せ」でありたいという願いを川崎市民の皆さん、そして介護サービス事業所と一緒に目指していく、そんな想いを込めてつくられた川崎市独自の言葉です。この考え方は、まさに私たちが目指すQOL向上の取り組みの考え方に近いものであり、ここで評価されることは 、入居者さまのQOL向上に貢献出来たというひとつの証明になるため、自信を持ってバナナ園グループの取り組みを広げていけると考えています。
バナナ園グループは金賞を含め、過去に何度も受賞しています。
入居者様の1日(※時間、内容は一例です)
体操、バナトレ等は入居者様の自立を目的とするものであり、強制するものではありません。その日の入居者様の様子を見ながら、適宜対応しております。
ここに出した例以外にも、マッサージを週1〜3回申し込んでいる入居者様など、過ごし方は様々です。気になることがあれば遠慮なくお問い合わせください。
要介護2→R5.11現在 要介護1
夢プラン「家族とお寿司を食べにでかけたい」
- 小川様の一日の様子を見る(クリックで開きます)
要介護3→R5.11現在 要介護1
夢プラン「このまま楽しくのんびり過ごしたい」
- 押田様の一日の様子を見る(クリックで開きます)
その他基本的ケア内容
認知症ケア
入居者様お一人おひとりにあったケア
入居者様ご自身の身の回りの身支度をはじめ、共同スペースのお掃除や洗濯など「出来ること」はなるべく行っていただいています。住み慣れた空間での日常の生活動作も能力向上のケアとやりがいにつながります。そのうえで、食事や入浴、排泄の介助のみならず、何かしらの補助を必要とする場合は、職員が補助を行います。認知症を患っていても自分の生活を安心して送ることができます。
自立支援ケア
自立支援ケアによる症状の緩和・改善、生活の質(QOL)の向上
常に症状の緩和・改善、生活の質(QOL)の向上を目指し、パーソナルトレーニング(バナトレ)をはじめ、誤嚥を防ぐための舌の体操(パタカラ体操)、他にもパズルや計算問題等様々な工夫をしながら自立支援ケアを行っています。歌を歌うこともその一環であり、事業所に訪れると入居者様の楽しそうな歌声が聞こえてきます。
入浴
居心地と安心の暮らしを重視した環境管理
原則週2回以上、それ以外にもご本人のご要望があれば対応させていただきます。入浴は個浴で、プライバシーの配慮のため基本1人の職員が対応させて頂きます。浴槽への出入りが困難になっても機械浴で安全で安心に入浴することができます(機械浴設備がある事業所)。
お食事
美味しく健康的で楽しみのある食事をお届け
心身状況、嗜好、栄養バランスに配慮してお食事を提供します。原則、離床してリビングで入居者様が集い、召し上がっていただいています。基本的に職員も一緒の食卓を囲みます。
防災面への配慮から配食サービスを使用していますが、メニューのバリエーションも豊富です。お米は秋田県の契約農家から直送しており、お茶も静岡県の新茶をご提供しています。行事やイベント・外食の際には、献立、買い物、調理、盛り付けなどを入居者様と共に行ない、食べる喜びを演出します。食を通して季節を感じて頂けるような工夫も大事にしています。
『今月のご様子』(お便り)
月に一度、入居者様のご様子のお便りをご家族へお送りしています。各居室担当の職員が医療記録等からのみでは読み取れないお一人おひとりの普段のご様子を書かせていただいています。ともに添付するお写真とともにご覧ください。
健康管理/医療連携
介護と医療の連携を深め、24時間365日の安心・安全を
毎朝と入浴後にバイタルチェック(血圧/血中酸素濃度/体温測定)を行っています。
訪問診療(月2回)の医師や看護師(週1回)と連携し情報共有を行い、毎日の生活を支えています。急な変化や重度化に伴う医療ニーズに応えるため、協力いただいている医療機関とともに、即対応出来る連携体制を24時間365日確保しています。
また、ご本人およびご家族より当事業所での看取り介護をご希望の場合は、その受入の可否を含めて検討し、医療協働体制を整えて対応しています。(その他の医療については、外来受診や緊急搬送等でご家族の同行が必要になる場合もあります)
少人数の入居者様へチームケアで変化を見逃さない
グループホームは、1 ユニット5〜9名の少人数制のため、入居者様一人ひとりに寄り添ったケアを提供できます。職員が入居者様を身近で見守るだけでなく、チームケアにより多くの目や感性でわずかな変化を見逃さず、いち早く対策が必要な場合は迅速かつ適切に対応して、安全で健やかな生活を支えます。
デジタル活用
介護記録はタブレット端末。スムーズな共有で時間を創出
入居者様の日々の状況をタブレット端末に記録し、データで“見える化”することで、健康状態や変化を迅速かつ的確に捉えることを可能にしています。それによって介護の質の向上を図ります。また、集計したデータを根拠にしたよりよい介護サービスの提供を促進しています。
LINE で情報共有を確実にスピーディーに
※バナナ園グループではビジネス向けLINE「LINE WORKS」を使用
大地震をはじめとする自然災害や、コロナウィルス感染状況下などの緊急事態の場面において、ご家族にとって大切な入居者様の状況を確実かつスピーディーにご連絡できるよう、LINE を活用したコミュニケーションを整備しています。見学に関するご連絡や病院からの緊急連絡、介護サービスの利用状況など、電話やメール、FAX では実現できない迅速かつ柔軟なコミュニケーションをより強固に整備しています。
バナナ甲子園
毎年、入居者様へのケアの内容と進捗、身体機能の改善等の取り組みや成果を事業所ごとに発表する大会『バナナ甲子園』を開催しています。
入居者様の状態改善を目指すと同時に、職員の成功事例の共有や、スキルの研鑽、モチベーション向上にもつながっています。