先日、この業界の様々な方が集う会合<飲み会>に参加しました。介護事業者は勿論、業界紙・誌編集者・編集長<元も含め>、ライターさん、カメラマンさん、更にゼンセン同盟の広報部長さんまで。
そんな中、介護雑誌「Better Care」の野田編集長にもお会いすることが出来ました。
昨今の経済状況やネットの普及で出版業界の危機が言われていますが、「介護」に特化した「一般向け雑誌」は昨年あたりから休刊が相次ぎ、この「Better Care」が唯一となってしまったようです。編集にかかわる方にお話を伺うと、どこも「発行部数よりも広告収入の減少が大きかった。」とのこと、誠に残念としか言いようがありません。高齢化に伴い「介護業界」は充実・発展(?)を目指さなければなりませんが、今のところは「あるべし論」を標榜するものたちが舵を握り、健全な「メディア」が育っていないのが現実。そんな業界環境には危機感さえも感じます。
そんななか孤軍奮闘しているのが、この「Better Care」です。この第46号は「終末期」「介護報酬改定」「介護の実体験」が特集、介護する人、される人の「生の声」や「悩み」が直に感じられる雑誌になっています。編集方針なのでしょうか、広告は表4の「日本生命」のみ?「健全なメディアを支えられる事業者が育っていいない・・・。」と考えるのは私だけでしょうか?
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